ツナザン/R18/A5コピー/P24/¥200
TF fesへ寄稿させていただいた再録とその後の大人なお話です。
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夏の暑さにもめげずに働き続ける日本人と、暑くなれば街のほとんどが活動を止め、裁判所ですら1ヶ月以上も機能しない事が当たり前のイタリア人ではいくら言い合ってみても折り合いがつくわけがなかった。
せかせかと時間を惜しんで動こうとする綱吉と、のんびり動かず暑さをやり過ごしたいザンザスの意見は真っ向から対立している。
結果、お互いに相手の考えが理解できずに争いは平行線をたどる。
ただでさえ自分自身に素直なイタリア人気質に加えてどこまでも暴君なザンザスに歩み寄りを求めるのはなかなか難しい。
綱吉はザンザスに優しく接したいし、できれば無理強いなんて事も極力避けたいところだが、結局は何事も力づくになってしまう。
素直にならないザンザスが悪いんだと綱吉は心を鬼にして、ベッドの上で丸くなったザンザスからタオルケットを剥ぎ取った。
「なにしやがるっ!!」
「言う事聞かないザンザスが悪い」
「いつもいつもてめぇの勝手で連れまわしやがって! なんでいつでもてめぇの言うとおりにしなきゃならねぇんだっ!!」
「一度だってザンザスがオレの言う事を素直に聞いてくれた事があったけ?」
「誰が聞くかっ!! 寒ぃからそれ返せっ!」
「冷房を下げすぎるからだろ」
「これ以上温度あげたら蒸し暑くて耐えられるかっ!」
仰向けになったまま、後ろに肘をついて上半身だけを起こした姿勢でザンザスが綱吉に怒鳴り返す。
ベッドの上から貰った言葉に、どうせならもっと色気のあるものがいいと綱吉の中でムクリと下心が動き出した。
剥ぎ取ったタオルケットを片手に持ち、綱吉はベッドへと近寄っていく。
獣のように四つ這いになってザンザスの上にやってくる。
ニコニコとした笑顔を浮かべたまま覆いかぶさってきた綱吉にザンザスは訝しげな表情を浮かべる。