ヒル魔はもたつく足に舌打ちしながらエレベーターに乗り込む。
乱れた衣服は何とか正して、ジャケットを羽織ることでごまかした。
下着も脱ぐわけにもいかず、仕方なく履いたままにしている。
身体は疲れ切っていて、すぐにも帰宅したかったが、突然の呼び出しにしぶしぶと家庭教師派遣センターへと帰ってきた。
「糞っ、あのガキ好き勝手しやがって……」
ヒル魔は先ほどの乱暴なSEXを思い出した。
ムサシに好き勝手された後、親が帰ってくるからと後始末も早々に追い出された形になっていた。
いまだヒル魔の体内には淫靡な熱がこもり、気を抜けば足元から崩れていきそうになる。
それでも何とかオフィスへと戻ったヒル魔を迎えたのは、同じ家庭教師の阿含だった。
「よう、今日もそそられるねぇ、ヒル魔ちゃん。」
「・・・・・テメェの冗談に付き合ってる暇はねぇんだよ。で、いったい何の呼び出しだ?」
「さぁ?忘れた。」
「テメェっ!!ふざけんなっ!!」
ヒル魔はその辺りにあった辞書を阿含に向けて投げつけた。
阿含はヒル魔の攻撃を軽くかわして、ヒル魔に近づき耳元で囁く。
「オマエさっきからザーメン臭い。」
「っ!?」
慌てて阿含から離れようとしたヒル魔だったが、先ほどの疲れのためか動きが鈍ってやすやすと捕らえられる。
「勉強教えに行って、何教えてんの?」
「っうるさい!!テメェには関係ねぇだろうっ!!」
両手首を掴まれ、力の入りにくい足では蹴り上げることも出来ず、ヒル魔は阿含をにらみ上げた。
「関係ねぇ。オレはいつでも関係したいんだけど?」
「なっ、帰るっ離せっ!!」
壁に押し付けられて、立ったまま両手を阿含に戒められたヒル魔は叫ぶ。
そんな様子さえも酷く楽しそうにしながら、阿含の手がヒル魔の尻へと伸ばされた。
「ばかっ!!やめろっ、触るなぁっ!!ひぅっ・・・うっく」
「何、これ。グチョグチョじゃん。」
「ひあっ!?」
ヒル魔の菊門はムサシによって解され、阿含の指くらいならたやすく飲み込むほどに、いまもまだその口を緩めていた。
「家まで行って教え子とこんなことしてちゃ、やばいよな。」
「・・・・・・ぅうっ・・・んっ、指っもう抜きやが・・・あぁっ」
阿含がヒル魔の内壁を爪で抉る。
熱を孕み柔らかく熟れたヒル魔の肉壁は、そんな小さな暴力さえも快感に変えてしまう。
「もっ・・・・・立てなっ・・・ぃ・・・・・・。」
「どんだけ犯られてたんだよ。オレの指までザーメンでベトベトだ。」
「・・・・・・やぁっ!・・・動かす、なぁっ!!・・・・・・ぁっん」
すでにムサシによって限界まで追い詰められてきた身体は簡単に崩れて、ヒル魔の意思に反して阿含の手中に落ちていく。
指が引き抜かれ、そこからヒル魔の白い太腿を伝ってムサシの吐き出した精液が流れ落ちる。
「ほら、こんなに指が汚れた。どうしてくれんの?綺麗にしてよ。」
「んぅっ・・・んっ」
阿含はヒル魔の口に汚れた指を押し入れた。
ヒル魔は抵抗することも忘れ、その指を丁寧に舐め上げていく。
その間もヒル魔は両腿の間に差し込まれた阿含の片足で支えられて、ようやく立っていられる状態だった。
「阿ごっ・・・座らっ、せて・・・・・・」
「もう立ってられない?」
阿含からのわかりきった質問にヒル魔は首を縦に振って答える。
「ヒル魔ちゃんが机の上でM字開脚してくれるんなら、座ってもいいぜ?」
「なっ・・・ぃやだっ!!そんなの出来ねぇ・・・」
「だったらこのまま我慢するか?俺はどっちでもいいけど。」
「そんなっ・・・・・・ぅう・・・」
心の底から嫌がるヒル魔の様子を楽しみながら、阿含はヒル魔の耳に舌を差し込み追い討ちをかける。
「ひぁっ・・・」
「やるの、やんねぇの?」
「やっ・・・耳ぃっ・・・・・・やるっ、やるから・・・耳やめっ・・・」
ヒル魔の返事に満足した阿含はヒル魔の身体を無造作に机の上へ放り投げた。
「ってぇ・・・・・・。」
「ほら、早くやって見せろよ、両手後ろについてM字開脚。」
オズオズと机に上がり、ヒールの高い黒パンプスを脱ごうとするヒル魔を阿含が止める。
「あ、靴は履いたままでな。」
「・・・・・・っこの、変態・・・うあっ!?」
ヒル魔が口答えをした途端、阿含はいきなりヒル魔の髪を掴んで上向かせた。
「どっちが変態だよ。犯られたまんまでのこのこと帰ってくるお前はどうなんだ、ああ?」
「・・・・・・っく。」
阿含に痛いところをつかれて、ヒル魔は悔しそうに顔を歪める。
そんなヒル魔の両足を無理矢理机に押し上げて、阿含は続きをせかした。
「おら、サッサと開けよっ!!」
「やめっ!!」
阿含は嫌がるヒル魔の足を無理矢理割り開いた。
短いタイトスカートは自然にめくりあがり、阿含の眼前にはヒル魔の汚れた赤いヒモパンと、立ち上がり始めた陰茎や赤く膨れ上がった菊門が晒される。
「うわっ、パンツまでドロドロじゃねぇか。良くこんなの履いて帰ったな。」
「んっ、だっ・・・て、ほかに履くものが・・・あぁっん」
「履くもん無きゃノーパンで帰って来いよ。」
「ひっ・・・んぁっ・・・あっ、ああっ・・・ん」
阿含の指によってヒル魔の菊門が、今度は前から刺し貫かれた。
阿含は指を2本、ゆっくりと出し入れし始める。
「ぅひっ!!ぁ、んっく・・・・・・やっは・・・」
ヒル魔は嬌声を上げながら腰を跳ね上げ、阿含の指を貪欲に飲み込んでいった。
阿含が指を動かすたびにその結合部分からは、グプグプという音が漏れ、ヒル魔の体内で温められ薄まったムサシの残滓が流れ出してくる。
「中出されすぎだろ、これ。」
「ぅっく、やっ・・・・・・ぁ」
「なんかムカツクから、全部かき出していい?」
「・・・・・・なっに?・・・ひあぁぁっ!!」
阿含は押し込んだ指を開き、軽く曲げてフックのように使いながらヒル魔の菊門を拡げていく。
ぎりぎりまで拡げられた入り口から、普段は晒されることのない肉壁が真っ赤に充血しているのがよく見えていた。
しかし阿含はそれでもまだ満足せずに、もう片方の指も使ってさらに反対側も拡げていった。
「やぁぁぁっ!!そんなっに・・・拡げっなぁ・・・・・・」
「え〜、いいじゃん。痛くないんだろ?こんだけ拡げたって、まだきちんと出切らないんだぜ。ガキのザーメン。」
「・・・・・・っ、もっ・・・言うっなぁ・・・んはっ」
阿含が残りの指を使って、器用にヒル魔の肉壁を引っかき押し込んで刺激し続けた。
そのたびにヒル魔は腰を震わせて、犯された証を吐き出していく。
「阿っ・・・含っ!!もうっ・・・無理ぃ・・・・・・ひっっ、ぅああッ!?」
「ええ〜、もういっちゃっいそうなの?無駄射ちはやめとけよ。失神なんてことになったらこっちが愉しくねぇだろうが。」
ヒル魔の陰茎はいつの間にか抜かれていた阿含の指によって、その根元から戒められている。
容赦なく締め付ける指の力に、ヒル魔は涙を滲ませた。
「やっ・・・ん、我慢できっね・・・・・・」
「ああ、大丈夫。俺って優しいからさ、出せねぇようにきちんと縛っててやるよ。これで。」
「・・・・・・っ?ひっ・・・」
阿含はヒル魔の赤いヒモパンに手を伸ばして乱暴に引きちぎり、それを使って慣れた手つきでヒル魔の根元と鎌首部分を縛り上げた。
「ほら、これでもう平気だろ。」
「・・・・・・・・・・さいあっ・・・くっ」
陰茎を縛られたまま、大きく股を広げて全てを晒すヒル魔の肢体はとても淫猥で、場慣れしているはずの阿含ですら、思わずのどが鳴る。
ヒル魔の呼吸が荒く繰り返されるたびに、呼応するかのように菊門も口を開き涎のように液を漏らして阿含を誘う。
「あはははっ、すっげぇエロいわ。ここにぶち込んで欲しい?」
「・・・・・・っん、うっ・・・欲・・・・・・しぃ」
ヒル魔は身体の疼きに耐え切れず素直に頷き、泣き濡れた瞳を阿含に向ける。
阿含は舌なめずりしながらヒル魔近づき、その細い腰を引き寄せた。
「はぁっ!!あっ!!」
「っ・・・はっ、何だこれ、具合良すぎ。」
ヒル魔の身体は難なく阿含の肉棒を飲み込んでいく。
その圧迫感は今のヒル魔にとっては快感でしかなく、逆に快感が強すぎてヒル魔を苛んでしまう。
背筋を反り上げて伸ばされたつま先は、ヒル魔が感じている度合いの強さを物語っていた。
声どころか息さえ出来ないでいるヒル魔を眺めながら、阿含は自分の陰茎全てをヒル魔に埋め込む。
「・・・・・・かっ・・・は・・・ぁっは」
「そんなに銜え込むなよ。動かしにくいだろうがっ」
「ひぃっ!!あっ・・・やぁ、ん・・・・・・アッア・・・」
阿含の陰茎が抜かれようとするとヒル魔の肉壁が絡み付いて、精を搾り取ろうとするかのように内へ内へと招き入れる。
その反応に気を良くした阿含は、ヒル魔をいたわろうともせずに腰を動かし始めた。
「・・・っひあ、アッゴ・・・・・・だめっ、だめぇっ!!」
少しでもヒル魔の肉壁が締まるようにと、阿含の動きは角度を変え擦る箇所を変えていく。
ヒル魔の身体はムサシとのSEXですでに限界だったにもかかわらず、今度は阿含に無理矢理犯され追い詰められていく。
あと少しで全てを投げ出して意識を逃がせるはずなのに、戒められた陰茎は射精を許されずに、ただ跳ね上がるしか出来ないでいた。
「・・・・・・お願っ、ひっ・・・いかせって、やぁっ!!」
「ダメだって・・・・・・言ってるだろっ、おらっ」
阿含がいきなりヒル魔から陰茎を引き抜き、怒張したそれをヒル魔の顔に突きつけた。
「いきたいってんなら、わかるよな?」
「・・・・・・うっぁ・・・・・・はん、んっふ・・・んく」
ヒル魔は言われるままに阿含の陰茎に舌を這わせて口に含んだ。
少しでも早く開放してもらうために、必死で顎や口を動かして奉仕していく。
しばらくは静観していた阿含だったが受身でいることに飽きると、いきなりヒル魔の頭を掴んで前後に激しく揺さぶり始めた。
「!!んぐぅ・・・んっ・・・ふぅ・・・・・・んはっ!!」
そして唐突にヒル魔を引き離してその顔に射精する。
あまりに突然で、ヒル魔は一瞬何をされたのかさえ理解できないでいた。
顔を伝う精液の生暖かさと滑りに気がついてわれに返ると、ヒル魔は疼く身体を宥めながら阿含に懇願した。
「も・・・いいだろ。頼むから・・・・・・いかせて。」
「なら自分で股広げろよ。」
「っ・・・・・・糞っ・・・」
ヒル魔は動きの鈍い身体で机の上を這いずって向きを変え、阿含に向かって足を開く。
「これ、もう外して・・・ああっん!!」
ヒル魔が自分の陰茎に手を伸ばしてその拘束を解こうとした瞬間、阿含がヒル魔の両手を掴んで机に押し付けた。
そしてそのまま乱暴にヒル魔を犯していく。
「やあっ!!やめっろぉ・・・・・・やくそっ・・・くが・・・違っひあぁっ!!」
「きちんといかせてやるよ、俺が満足したらなっ!!」
「・・・・・・このっ・・・うあっ!・・・・・・もっ、やっ・・・あぁ、あんっ」
ヒル魔の胸は乱暴に開かれ、その乳首に阿含が噛みつき舐りあげる。
両手は頭の上で張り付けられ、陰茎は拘束されたまま揉みしだかれて擦られていく。
体中を犯されて、阿含が与える快楽はヒル魔の意識を飲み込んでいく。
満足することの出来ない快感はヒル魔の心までも苛み、何もかもを混乱させた。
こうしてその日、深夜のビルでは阿含が飽きるその瞬間まで、ヒル魔の嬌声が響き続けるのだった。